Home > スポンサー広告 > 湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments: -

Comment Form
サイト管理者にのみ通知する

Trackback+Pingback: -

TrackBack URL for this entry
http://kamoshikakamo.blog.fc2.com/tb.php/9-5184c79d
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from かもしかかも

Home > スポンサー広告 > 湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】

Home > まつもと > 湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】

湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】

松本城北側の大通り沿いに、ひっそりとある「地蔵清水(じぞうしみず)の井戸」。
よく見れば、ほんわりと水が湧き出ている。
小さな井戸が秘めた歴史は、けっこうドラマチックだ。

地蔵清水の井戸


この地蔵清水の井戸は、今から400年以上前、城下町建設の際に掘られたものだ。
井戸掘りの際、「文治四年戌申年九月四日」(平家滅亡の数年後、平安時代と鎌倉時代の境目あたり)と刻まれた地蔵が、湧き水といっしょに出てきたことが名前の由来となっている。

井戸は、もともと、現在の場所から十数メートル東にあって、松本城の外堀に沿った道の上に、木製の桶のような井筒が2つ並んでいたという。
だが、道沿いならまだしも、井戸が路上にあったんじゃ都合が悪かろ。ということになったらしく、明治末年ごろに埋められてしまった。
代わりに引き水をした井筒が道の角に設けられたが、平成に入って、ここじゃ道幅を拡げるのに都合が悪かろ。ということになり、道路拡張工事によって、姿かたちを一新した井筒が現在の場所に設えられた。

江戸時代、井戸は藩御用の水源として利用され、水は地中に敷かれた木製の水道管を通して、松本城内の二の丸御殿や近隣の武家屋敷に送られていたという。古図面を見ると、なるほど、送水先に「二の丸御台所」とある。松本城主の風呂もこの水を使って沸かしていたそうだ。

かつては、松本城内の上水の源泉だった地蔵清水の井戸。
日々水を供給し需要に応えていたのだから、さぞかし水量が豊富だったのだろう。
今ではその面影は無く、水はほんわりと湧く程度だ。

でも、このほんわり感こそ地蔵清水の井戸の魅力だと思う。
じっと見つめていると、水面が微かに揺れて水が湧いていることがわかる。湧き出る水の静かな息づかいが伝わってくるようで、なんともやすらかな心地になるのだ。

信州松本御城内地蔵清水井戸分水之図

『信州松本御城内地蔵清水井戸分水之図』(嘉永4年・1851年)
地蔵清水の井戸は2つの井筒が並んでいて、「二ツ井戸」とも呼ばれていた。水は城内の武家地や二の丸御殿に分配され、送られていた。

地中に敷かれた往時の水道管

平成の道路拡張工事ののちに発掘された、地中に敷かれた往時の水道管(埋樋・うずみひ)。木をくりぬいて作られている。写真下部の棒状のものがそう。

Comments: 0

Comment Form
サイト管理者にのみ通知する

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://kamoshikakamo.blog.fc2.com/tb.php/9-5184c79d
Listed below are links to weblogs that reference
湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】 from かもしかかも

Home > まつもと > 湧き出る水の、静かな息づかいを感じてみる【地蔵清水の井戸】

タグクラウド
検索フォーム
RSS
リンク
  • Jalan Camera  じゃらんかめら
    • 全国津々浦々を廻って、気になる風景や建物を撮っていらっしゃいます。被写体を奥まで見ようとしている感じがして好感を持ちました。
プロフィール

かもしかかも

Author:かもしかかも

今のところ、信州・松本をガイドブックなどとはちょっと違う視点で切り取ろうとしております。登山の話も。ラブ・ローカリティー。

●なんでもあるけど、肝心なものがない世の中だと思っている。
●山に登る。中学のころ裏高尾の小仏峠を1人で越えて以来、登山にはまる。日本アルプスを縦走したり冬山にも登ったり。
●信州に魅了されている。
●旅行ではなく旅が好き。

コンタクト
メールフォーム

▲ Return to page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。