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展望室有、裝飾華麗、當世風西洋館、松本城惣堀端【宮島耳鼻咽喉科医院】

松本城の堀の目の前に建つ洋館なのだ。丸くて、三角で、白くて赤くておめでたいのだ。
築約100年、昔も今もお医者さんなのだ。

宮島耳鼻咽喉科医院


この洋館が建てられたのは、大正3年(1914年)ごろらしい。
施主は神戸氏という産婦人科医で、医院開業にあたり地元の大工の棟梁に普請を依頼したという。
日本人の手によって巧まれた館は独特の情趣を醸す。
木造2階建て望楼つき。眺望抜群。
塔屋の屋根は円蓋。色はまっ赤。シャッポみたい。
シャッポのてっぺんからねぎぼうずが突き出ている。鏡餅がちょこんと載っている。
雨樋も手抜かりなく赤く塗られ、白い外壁をきりっと伝うのが祝儀袋の水引みたいだ。
松本城が黒と白のコントラストなら、こちらは白壁に目の覚めるような赤。
紅白の鮮やかな対比は、デモクラティックな時代の到来を祝うかのよう。
ビバ! 大正デモクラシー。


でも、なぜ赤か?
でも、赤だからこそ当時から目立っていたのではあるまいか?
などと思案していると、見上げてごらんなさい。と、どこぞから声がしたような気がしたので見上げる。
松本は内陸だから空気が乾いているから空が透き通っているから、映えるでしょ、赤。
確かに、空の青に屋根や雨樋の赤がくっきり。
壁面の白と相乗してコントラストが際立ち、まことに美しい。


宮島耳鼻咽喉科医院


さて、この洋館を眺むるうえで見逃してはならないのが、外構の「黒塀」と「松」の存在である。
すなわち、「洋館」と「黒塀」と「松」などの植木を目界にいっしょに収めた眺めである。
この取り合わせは、和洋折衷か、和洋共生か、和と洋がただそこにあるだけか、
紅茶飴と抹茶飴ををいっしょに口に放り込んだようで味わいはなんとも形容しがたいが、どうにもディープな趣を感じずにはいられない。


この黒塀は普請の様子を撮った写真に写っているらしい。
ということは、もともとこの辺りは禄高80~200石級の武士の住まう土地であったようなので、その遺構なのかもしれぬ。
主のアイディアか、棟梁のこだわりか知る由もないが、それを壊さず洋館の外構として生かしたところが心憎い。


館はそろそろ100歳、黒塀はそれ以上になるだろうが、今日に至っても共に現役。
これまでに主の交代が幾度かあったようだが、現在は耳鼻咽喉科の医院として当主の営みを支え続けている。


100年もの間、松本城の総堀の端で時を刻み続けてきた洋館。
400年以上の時間、水を湛え続けてきた総堀。
その水面(みなも)に洋館の姿が映る。
和洋の歴史的な遺産が静かに並ぶ眺めは、実に松本らしい風致である。


宮島耳鼻咽喉科医院



宮島耳鼻咽喉科医院    松本市城東2-1-4   http://www.miyajima-hospital.jp/

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Author:かもしかかも

今のところ、信州・松本をガイドブックなどとはちょっと違う視点で切り取ろうとしております。登山の話も。ラブ・ローカリティー。

●なんでもあるけど、肝心なものがない世の中だと思っている。
●山に登る。中学のころ裏高尾の小仏峠を1人で越えて以来、登山にはまる。日本アルプスを縦走したり冬山にも登ったり。
●信州に魅了されている。
●旅行ではなく旅が好き。

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